食品検査

栄養成分分析

分析の目的

実際に製品を分析する事で、消費者の方に対してより正確な表示を行う事が可能となります。

平成27年4月1日より、食品表示法が施行となりました。そのため、これまで栄養成分の表示が任意であった加工食品について、原則として、全ての消費者向けの加工食品及び添加物への表示が義務付けされることとなりました。

栄養成分表示の表示内容

義務 エネルギー たんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量※1
任意 推奨 飽和脂肪酸 食物繊維
その他 糖類 糖質 コレステロール ビタミン ミネラル類

※1 ナトリウムの表示方法

対象食品の限定は無く、これまでナトリウム表記であった部分が、下記①のように食塩相当量として表記されることとなりました。しかし、食塩を添加していない食品に「食塩相当量」と表示すると、誤認されてしまう可能性があることから、ナトリウムの後に括弧等を付して食塩相当量と表示し、その際、同じ枠内に記載することが必要です。
(②任意ルール参照)

その他対応項目※下記以外の項目についてもお気軽にご相談ください。

成分名 項目名
ビタミン

ナイアシン当量、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD

ミネラル カルシウム、鉄、亜鉛、カリウム、クロム、セレン、銅、マグネシウム、マンガン、ヨウ素、リン
炭水化物 糖類、ブドウ糖、でんぷん、食物繊維
脂肪酸 コレステロール、DHA
たんぱく質 アミノ酸