平成15年2月15日に土壌汚染対策法が施行されて7年が経ちます。法施行を通じて明らかになった
課題が次第に増えてきている現状にあります。「法に基づかない土壌汚染の発見の増加」、「掘
削除去の偏重」、「汚染土壌の不適正処理による汚染の拡散」。これらの問題はほんの一部か
もしれませんが、土壌汚染調査の知識を有する土壌汚染調査技術管理者を各指定調査機関に配
属 する事により、小さな問題を大きな問題とする事なく処理できる場が増えてくるのではないでしょうか。
また、そうした中で全ての指定調査機関が日々土壌汚染対策の知識を増やし、時代にあった技術の変
化に対応していき、土壌汚染に対しての在り方をより一層地球環境というレベルで見ていく時代になっ ていくのではないかと思います。
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